'99年10月からオンエアされてました、”ペディグリーチャム缶・ダブル角切り”のCMです。
カナダまで連れて行ってもらいました。 撮影場所は、バンクーバーから車で約2時間のウィスラー・スキー場近くのペンバートンという所です。 出演したのは、ローズ&ロード。 パールは出演しなかったものの、人見知りもなく、外国のスタッフの方々にもかわいがられてました。
行程は10日間。 敷地を撮影場所として提供して下さったお宅にはかわいいジャックラッセルテリア、ウインストン君(ウインストン・チャーチルからとったらしい)がいました。一面の牧草地は、歩くと大きな蚊が舞い上がって、防虫スプレーは手放せないほど。 それでも、日本のむしむしした暑さよりは何倍も過ごしやすかったです。 ホテルのあるウィスラーでは寒すぎて、フリースを買ったほどでした。 ちなみに、3頭たちもホテル内をうろうろできました。 部屋から外へ出るまでに我慢ができずに、廊下にオシッコをしてしまった子がいて、大急ぎでバスタオルを取りに戻ったのも、今となってはよい思い出です。 撮影が順調に進んだおかげで、観光にも連れて行ってもらいました。 3頭たちもいろんな所に連れて行ってもらって、大自然を満喫し、ごきげんでした。
あいにくの曇り空。太陽も出たり隠れたりしていました。一番スゴイ!と思ったのは、光度を測ってる方!太陽が隠れると『○分待ちでーす』。雲の流れる速さや方向を見て(多分)太陽がどのくらいで出るか分かるんですよ!!恐るべしプロフェッショナル!!もう、技ですね。今までのCM撮りでも見なかったのでビックリでした。 監督さんはとても穏やかで、それでいてすごい集中力の持ち主の方でした。出来上がりを見て、アイデア&ユーモア溢れる展開に監督さんのお人柄が感じられて温かい、微笑ましいCMだなと思いました。 女優の阿部さんはテレビでもキレイですが、実物はもっとキレイでした。優しい上品な雰囲気のステキな方。やっぱり女優さんともなると違うんだと感激しました。 ビーたちはみんな男の子も女の子も妊婦のようなお腹になって帰宅の途につきました。それでも食欲は落ちず。でも夕食は当然抜きです。 オンエアされているCMのどアップはうちの看板犬のメリージェーンです。出来上がったものを送ってもらい、全部のシーンをチェックしましたが、背中だけしか映ってなくても、豆粒のような大きさでも、後姿でも、全員どれが誰だか分かるのは我ながらスゴイと思いました。犬三昧なだけはあるなと。 撮影現場は何度経験しても面白いもの。違う分野のたくさんの”プロフェッショナル”な方にお会いできて、自分も”プロフェッショナル”と呼ばれるように精進しなければと鑑みる最高の経験となったと感謝!感謝!です。